「愛と誠」の漫画のを読んだ後の読書感想文

「愛と誠」という漫画はいわゆる不良青年が何処かのお嬢様の命の恩人で、その後、そのお嬢様の方が一方的に不良青年を恋慕って頑張るけど、ずっと不良青年の方は冷たい態度で・・・みたいな、泥だらけの純情のような不良とお嬢様の面白おかしい、ヴァイオレンスシーンが盛り沢山の純愛だけどちょっとおっかない恋愛物語ですね。私はこの漫画の中で一番良いなと思ったのは慎重で間違いのない態度が立派だった岩清水弘という男性です。いくら好きな人のためであってもいきなり殴られたり刺されたり、そのことによって突然死ぬのは絶対に嫌ですから、他の人に大好きな人を勧める行動はとても懸命であると同時にとても謙虚で潔く、すごく好感を感じてしまいます。花園の影の番町、高原由紀と座王権太の関係も一応ラブで、母親が与平を狙う殺し屋の凶弾に撃たれた事が原因で権太は知恵遅れですが、それでも高原由紀を慕う一途さは、誠を慕う愛とまったく同様で献身的そのものでとても微笑ましい感じで誠と愛と、由紀と権太のそれぞれの恋愛が見ていてとても微笑ましい限りで素晴らしい出来栄えの作品だと思います。全体的に喧嘩のシーンがやたら多いですが、それも慣れてしまえば一種の刺激剤ような清々しささえ感じられる優秀作品です。